ためしてガッテンでも! 薬剤耐性菌について

開業してから驚いていることがあります。それは薬剤耐性菌の多さです。当院では鼻の奥(上咽頭という部位です)から細菌検査を行っていますが、そこから検出される耐性菌の多さには正直驚いています。驚きを通り越してこの先大丈夫かと心配になるぐらいです。肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、モラキセラ菌といった菌の8割以上が耐性をもっているという結果です。これには色々な原因が考えられますが、カゼなどで不用意に抗生物質を内服しないこと、細菌感染に対して使用するときも従来のようにとりあえずセフェム系抗生物質を投与というやり方を改めることなどが必要と思います。保護者の方は抗生物質を出されたから安心という考え方を改めましょう。くどくなりますが一般のカゼには抗生物質は無効です。
平成17年1月19日のNHK番組−ためしてガッテン−でも同様の内容が紹介されていました。


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